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LEAF 0053
生命の科学
2006年度冬学期講義 「生命の科学 −構造と機能の調和−」

21世紀は「生命科学」の時代とも言われている。それほど生命科学は20世紀から21世紀にかけて急速な発展と変化がみられてきた。その一つはヒトを含めて生命を“分子の言葉”で理解することが急速に進んできて可能になっていることによる。ヒトを含めたモデル生物のゲノム解読、細胞内情報伝達のしくみ、形づくりに関する遺伝子の解明、プロテオミクス、脳科学の解明などである。もう一つは、生命科学が今までの医学、農学、薬学、理学(生物科学)など、いわゆる生物科学という枠を超えて工学、教育学、経済学、情報学、環境学、認知学など、学際的かつ総合科学として大きく発展している。そのような生命科学が大きな拡がりをもち、発展と変化の中で生命科学をどのように俯瞰的にみていくのかは正直、非常に大きな課題である。...


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(upload:2009-01-07 05:21:34 anzai)